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第22章 軌道に乗せて②

Auteur: 葉山心愛
last update Dernière mise à jour: 2026-01-12 05:10:09

「昨日、キャラメル様のブログにこのお店のこのワンピースが載ってて」

「えっ?」

「だからあたしたち、これを買いに来たんです」

すごい……

キャラメル様効果抜群だ。

「というわけで、これ下さい!」

このお客様たちは五人組で、一気に五着も売れてしまった。

「ありがとうございます。またお越しくださいませ」

満面の笑みで、お買い上げしてくれて。

こちらまで笑顔になってしまいそうだった。

「なんか、呆気なく謎が解けちゃったわねぇ」

「そうですね」

「もうちょっと探偵気分を味わいたかったのに。つまんなーい」

つまんなーいって……

楽しんでたんですか、幸さんは。

「それにしてもキャラメル様って誰なんだろうね」

「あっ、そうですよね。うーん、誰なんでしょうか……」

「おそらく、昨日お買い上げしてくださったお客様の中の誰かよね」

「うーん……」

いくら昨日売り上げが低かったからって言っても……

ワンピースはある程度売れていたからなぁ。

「あの中からキャラメル様が誰かなんて分からないわよね」

うーんと悩みながら、幸さんが言った。

「あっ!」

「なに?どうしたの?麻菜ちゃん」

「もしかして犯人は幸さんだったりしてー」

「何言ってんのよ!それを言うなら、麻菜ちゃんだって怪しいじゃない」

冗談で言ったのに、結構本気で返されてしまった。

でもその後、すぐに。

ふふっと笑った幸さん。

あっ、幸さん、冗談に乗ってくれたみたい。

それから閉店まで、お客様が途絶えることなく……

「今日の売り上げは結構いったん
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